コース紹介

4km

コース途中の見にスポット

岩松院前

4km地点の給水所東側には岩松院があります。岩松院は文明4年(1472)に開山された曹洞宗のお寺です。給水所からは参道と仁王門が見えます。参道を上がると本堂があります。

本堂には有名な葛飾北斎が描いた21畳敷もある迫力の天井絵「大鳳凰図」があります。
葛飾北斎最晩年の大作です。

完成は嘉永元年(1848)で、北斎89歳でした。

八方睨みの鳳凰ともいわれその鋭い目はどこからみてもこちらを見据えます。

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http://www.obusekanko.jp/enjoys/temple/obuse10.php

本堂の裏側には一茶が「やせ蛙まけるな一茶これにあり」という句を詠んだ蛙合戦の池があります。

春の花見が終わる頃になると、裏庭の小さい池に大人の手のひら程の大きなアズマヒキガエルが雁田山周辺から産卵のために集って来ます。

たくさんの雄カエルが少ない雌カエルを激しく奪い合うため「蛙合戦」と言われています。

 

境内には福島正則公の霊廟もあります。

福島正則公は戦国時代、豊臣秀吉の重臣として賤ケ岳の戦い、関ケ原の合戦では徳川家康につき活躍、広島城(49万8千石)の大名になりましたが元和5年(1619)城の修繕が元でこの信越地方(4万5千石)に国替えさせられました。

移住してから松川の氾濫被害を防ぐ治水工事を行うなど、小布施周辺の田畑を豊かにしました。